美術展命の男のブログ

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光の賛歌 印象派展 東京富士美術館+村内美術館

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東京富士美術館で開催されている「光の賛歌 印象派展 ─パリ、セーヌ、ノルマンディの水辺をたどる旅」を見てきました。

東京富士美術館、福岡市博物館、京都文化博物館で開催される巡回展です。

先行チラシでは世界7ヶ国30館からとなっていたのが、最終の見開きのチラシでは世界8ヶ国40館となっており、会場のあいさつ文では世界9ヶ国となっていました。

チラシに掲載されている作品が本当に質の高いものばかりで見る前から期待大でした。印象派の作品は日本にも沢山あるのでそれらを借用すれば開催できないこともありません。国内の作品をメインに海外からも借用する形や海外の美術館一カ所からまとめて借りる形が多い中、世界中の美術館から作品を集めるというのは本当に大変なことです。しかも印象派。オルセー美術館、マルモッタン美術館、ワシントン・ナショナルギャラリー、ボストン美術館、シカゴ美術館、ロサンゼルス・カウンティ美術館、フィラデルフィア美術館、テート...期待してしまいます。どんな作品が来ているのかはやる気持ちを抑えて会場へ。

この展覧会は一言でいえば「印象派による水辺のフランスの旅」でしょうか。セーヌ川上流からパリやアルジャントゥィユ、ブージヴァル、ジヴェルニーなどを通って河口のイギリス海峡のノルマンディ海岸まで旅します。

セーヌ川を中心に見て行く展覧会といえば2010年にブリヂストン美術館で開催された「セーヌの流れに沿って 印象派と日本人画家たちの旅」を思い出します。印象派やデュフィ、ヴラマンク、マルケ、荻須高徳、土田麦僊、香月泰男まで国内にある19~20世紀の名品によるフランス風景画のとても面白い企画でした。「光の賛歌 印象派展」は、印象派そのものに焦点を当てた内容となっています。

東京富士美術館での展示は、西洋絵画を展示している常設展の会場も特別展の一部として使っており、常設展を通って見る形になっています。パオロ・ヴェロネーゼと工房《少年と騎士見習》、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール《煙草を吸う男》、ピーテル・ブリューゲル(子)《農民の結婚式》、フランソワ・ブーシェ《ヴィーナスの勝利》などさらにアカデミスムやバルビゾン派まで印象派以前の西洋美術史を辿ることができる東京会場ならではの展示にです。「光の賛歌 印象派展」は、主にセーヌ川を下って行くフランスの風景画展なので人物画の出品は少なく、特別展に出品されない東京富士美術館が所蔵する印象派の人物画の多くは常設展の方に集まっています。ルノワール《浴後の女》、カサットとモリゾの美しい女性像のパステル画、ドガの踊り子も。まさに東京会場でしか味わえないラインアップです。

この展覧会は88点で構成、東京展は77点が出品されています。実際には特別出品として出品物ではない館蔵品のブーダンやピサロ、シスレーさらに前述の作品たちも並んでいるので相当なボリュームになっています。

常設展が終わったらいよいよ特別展の序章が始まります。

序章 印象派の先駆者たち-近代風景画の地下水脈
第一章 セーヌ河畔の憩い-パリ近郊の川辺を描く画家たち
第二章 ノルマンディ海岸の陽光-海辺を描く画家たち

本展は上記の構成になっています。シンプルです。

序章 印象派の先駆者たち-近代風景画の地下水脈

序章ではヤン・ファン・ホイエン、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー、シャルル・フランソワ・ドービニー、ギュスターヴ・クールベらの水辺の作品を展示。

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シャルル=フランソワ・ドービニー《川辺の風景》1874年 油彩、カンヴァス 31.5×56.5cm 東京富士美術館蔵

ドービニーは、戸外での制作を重視したり、後にモネも同じ手法を取ることになる川に小舟を浮かべてその上で制作するといった印象派の先駆者の1人です。雲がオレンジ色に染まっているので夕暮れ時でしょうか。自由で素早い筆致が戸外での制作を思わせます。奇しくも印象派が誕生した1874年の作です。印象派があったからこのタッチなのではなくこのタッチがあったから印象派に続いたと思うと興味深いです。

展示室と企画展示室が離れており展示スペースの都合で一章、二章に含まれる作品が常設展示室の方に一部来ています。

第一章 セーヌ河畔の憩い-パリ近郊の川辺を描く画家たち

企画展示室へ移っていよいよ第一章。一つだけ懸念していたことがありました。東京富士美術館の企画展示室の壁面は全面がガラスケースになっていて日本画であろうが油彩画であろうがその中に展示されるのです。それが唯一残念に思っていて会場に入ると!!ガラスケースの前に新たな壁面を作っておりどれも柵から間近に見られるじゃないですか!!これは嬉しかった。最初の部屋には右を見ても左を見てもシスレーの絵が怒涛のように並んでいます。水辺はシスレーにまかせろというくらいシスレー12点が一気に。ちなみにこのあとにもシスレーは登場します。印象派以前の落ち着いた色彩の画面は無くどれも筆触分割でキラキラした瑞々しい作品ばかりです。まさに印象派展に来たという感じ。

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左:シスレー《ロワン川の岸辺》 1885年 油彩、カンヴァス 55.1×73.3cm
フィラデルフィア美術館蔵

中央:シスレー《モレ=シュル=ロワン》 1888年 油彩、カンヴァス 60.0×73.0cm
吉野石膏株式会社蔵(山形美術館に寄託)

右:シスレー《モレの橋》 1893年 油彩、カンヴァス 73.5×92.0cm オルセー美術館蔵

1885年の作品では遠景に小さく描かれていたモレの橋ですが、1888年には中景、1893年には橋のたもとから描いた構図になっています。シスレーは印象派に忠実で終生大きな画風の変化はなかったと言われていますが、並べてみると年代によりタッチが大きく変わっていることがわかり興味深いです。

パリはスタニスラス・レピーヌの《セーヌ河畔の春》、ピサロの《チュイルリー公園の午後》と《ポン=ヌフのテラス、アンリ4世広場、朝の雨》でさらっと流れます(笑)

どんぶらこと流れてアルジャントゥイユ、ブージヴァルへ。

展示の都合で上流のアルジャントゥイユより先に下流の《ブージヴァルのダンス》が登場します。

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ルノワール《ブージヴァルのダンス》 1883年 油彩、カンヴァス 181.9×98.1cm ボストン美術館蔵

賑やかな喧騒が聞こえてきそうです。背景の緑の筆触のおかげで映像に例えると手前の人物に焦点を当てて背景が激しく動いているかのようにも見えます。何と言っても色彩が素晴らしい。この美しい色彩はどうしたら出せるのだろうと毎回見るたびに思います。画像は修正されて実物より綺麗になっている場合がありますが、実物も画像の通り素晴らしい発色です。

女性のモデルを務めたのはモーリス・ユトリロの母になるシュザンヌ・ヴァラドン。この作品が制作された1883年の12月26日にユトリロが生まれているので身篭っているのではと調べたらやはり妊娠中でした。ユトリロの父親は誰だかわかっていないようですが、ルノワールである可能性も捨てきれないというのは面白い話です。

この作品を初めて見たのは千葉にあった千葉そごう美術館で1995年に開催された「ボストン美術館の至宝 19世紀ヨーロッパの巨匠たち」展でした。ミレー《種まく人》も出品されており豪華な組み合わせでした。今だったら必ずどちらかが外されることでしょう。最終日にどたどた見に行き、巨大な作品に感動したのを覚えています。閉店まで鑑賞して下りエスカレーターに乗っていると上りエスカレーター側では展覧会のポスターの回収作業をしていました。エスカレーターの交差中に「ポスターいただけませんか」と声をかけた瞬間にケースから抜いたのを即効で渡してくれてほんの2秒、3秒で任務完了。危ないので真似しないでください。そのポスターは今も大事にとってあります。

この作品は2005年に名古屋ボストン美術館で開催された「愛しきひとびと ボストン美術館の巨匠たち」、2010年に国立新美術館で開催された「ルノワール 伝統と革新」でも鑑賞することができました。日本にいながら数年起きに会えるとは有難いことです。

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左:モネ《アルジャントゥイユのセーヌ川》 1873年 油彩、カンヴァス 50.3×61.4cm オルセー美術館蔵(グルノーブル美術館に寄託)
右:モネ《セーヌ川の秋、アルジャントィユ》 1873年 油彩、カンヴァス 54x73cm ハイ美術館蔵 福岡市博物館のみ出品

黄金色に染まったポプラら並ぶ秋の情景です。《アルジャントゥイユのセーヌ川》は秋晴れのからっとした冷たい空気まで伝わってきそう。ハイ美術館の作品は福岡市美術館のみの展示なのでこの共演が見られるのは福岡市博物館だけです。実物が見たかったので凄く悔しいです。

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モネ《アルジャントゥイユの秋の効果》 1873年 油彩、カンヴァス コートールド・ギャラリー蔵
※本展には出品されていません。

ハイ美術館の作品はコートールド・ギャラリーに所蔵される《アルジャントィユの秋の効果》と奥に見える教会の構図が同じなので似た位置から描いたことがわかります。

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マネ《アルジャントゥイユ》 1874年 油彩、カンヴァス 149x115cm トゥルネー美術館蔵
京都文化博物館のみ出品

鑑賞後、カタログを見て絶句。こ、この作品は東京展にはない!!京都展のみ。1875年のサロンに出品された作品。批評家に嘲笑されたそうですが、当時の美の基準から言うと筆触が大胆すぎで色も明るすぎて当時の写実とはかけ離れたもの。さらにナンパのようなシーンが下品と判断されたのでしょうか。女性が縦縞、男性が横縞なのが面白いです。当時のレジャーの一時を描いた傑作、ルノワール《ブージヴァルのダンス》とマネ《アルジャントィユ》が並ぶ京都展が羨ましすぎます。

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ピサロ《小川で足を洗う女》 1894/95年 油彩、カンヴァス 73.0×92.0cm シカゴ美術館蔵

1999年にシカゴのサラ・リーコレクションからシカゴ美術館へ寄贈された比較的新しいコレクションです。ピサロのマティエールはキラキラ美しい画面を作り出すものが多々ありますが、こちらも正しくそんな作品。とにかく綺麗。間違いなくピサロの画面ですが、点描の影響が見られる丁寧な描き込みが一般的なピサロの画面とは違う雰囲気を出しています。

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モネ《ジヴェルニーの林、イーゼルに向かうブランシュ・オシュデと本を読むシュザンヌ・オシュデ》 1887年 油彩、カンヴァス 91.4×97.8cm ロサンゼルス・カウンティ美術館蔵

モネのいるジヴェルニーへ。モネがのちに再婚することになるアリス・オシュデの娘たちを風景に溶け込ませたかのような作品。木の葉が揺らいで爽やかな風がこちらにまで届いてきそうです。ほぼ四角形の画面に4層に分かれた背景と何本も伸びる木の構図が面白いです。

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左:モネ《エプト河の釣人たち》 1887年 油彩、カンヴァス  81x100cm 国立西洋美術館蔵
中央:モネ《散歩する人》 1887年 油彩、カンヴァス 100.6x70.5cm メトロポリタン美術館蔵
右:モネ《草原の夕暮れ、ジヴェルニー》 1888年 油彩、カンヴァス 個人蔵(三菱一号館美術館に寄託)
※3点とも本展には出品されていません。

国立西洋美術館の《舟遊び》1887年で船に乗っているのもこの2人。また国立西洋美術館に寄託されている《エプト川の釣り人たち》1887年に小さく人物が描きこまれていますが、麦わら帽子に同じ色の上着、スカートでシュザンヌが登場しているのがわかります。メトロポリタン美術館の作品や三菱一号館美術館に寄託されている作品にもシュザンヌが。何点あるのでしょう。

本展には人物がメインの作品は少ないですが、マネ、ルノワール、モネ、ピサロのそういった作品を組み込ませたのは本当に素晴らしいことだと思います。しかもいずれも超名品。メインは風景ですが、そこに人間もいるわけでこういった作品がいいアクセントになっています。

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モネ《睡蓮》 1907年 油彩、カンヴァス 直径81.0cm サン=テティエンヌ近代美術館蔵

少し暗くなっている部屋に睡蓮が登場します。1909年、パリのデュラン=リュエル画廊で開催された「睡蓮、水の風景の連作」展に出品された48点のうちの1点。200点ほど描かれたという睡蓮の中でトンド形式(円形画)で描かれたのはたったの4点だけ!少ない。実験的に描いて違うなぁと判断したのでしょうか。円形の窓から池を見ているような面白い切り方だと思いますけど視線を中心へ向かわせる円より外への繋がり、拡がりを感じさせる四角の方が向いてると思ったのでしょうか。

この隣りには東京富士美術館の正方形に近い睡蓮が並びます。抽象画の先駆けのような《日本の橋》も。モネがジヴェルニーの庭で絵を描いている貴重な映像も流されていてこれらの作品が生まれたその光景を見ることができます。福岡市博物館と京都文化博物館にはブリヂストン美術館所蔵の縦長の睡蓮も合わせて展示され、それぞれ形の違う睡蓮を楽しむことができます。


第2章 ノルマンディ海岸の陽光-海辺を描く画家たち

今まで川辺の穏やかな光景でしたが、一気に海が広がります。モネに屋外で絵を描くことを教えたブーダンとモネの作品が多数展示されていました。

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左:モネ《アヴァルの門から見た針岩、エトルタ》 1886年 油彩、カンヴァス 65.2×92.1cm カナダ国立美術館蔵
右:モネ《アヴァルの門》 1886年 油彩、カンヴァス 65×81.2cm 島根県立美術館蔵

カナダ国立美術館の作品は2009年に寄贈されたばかりのコレクションです。この2点、アヴァルの門を違う視点から描いているのが面白いです。夕暮れを空の色より岩を染める明るい色で表現しているのがさすが。

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左:モネ《プールヴィルの断崖》 1882年 油彩、カンヴァス 60.0×100.0cm ワシントン・ナショナル・ギャラリー蔵
右:モネ《ル・カヴェへの道、プールヴィル》 1882年 油彩、カンヴァス 60.3×81.6cm ボストン美術館蔵

手前にV字型を置くこういった変わった構図やアヴァルの門のように視点を変えた作品などを見比べてみるのも面白いです。水辺に近い視点で描かれていた様子が多かった1章に比べてると崖の上から見下ろすような高い視点からの構図も多く登場します。

カイユボットの作品は、東京富士美術館所蔵ものはブリヂストン美術館の「カイユボット展」に貸出中で《トゥルーヴィルのレガッタ》 トリード美術館蔵のみの展示となっています。他会場は東京富士美術館の作品も並びます。

東京展のみの展示作品は《ヴェトゥイユの春》 ヴァルラフ=リヒャルツ美術館蔵と《ヴェルノンの教会》 吉野石膏株式会社蔵(山形美術館に寄託)の2点です。福岡市博物館はルーアン美術館蔵のコローが追加されたり、京都文化博物館は泉屋博古館のモネ2点が展示されたりと色々バージョンアップ?立ち上がりの東京展は時期が悪かった?ちょっとついてないなぁと思いました。

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セザンヌ《小舟と水浴する人々》 1890年頃 油彩、カンヴァス 30.0×125.0cm オランジュリー美術館蔵

実在の場所を描いた作品ばかりが並んでいる展覧会の最後はちょっと不思議な作品で終わります。静まり返った水辺に浮かぶボート、左右には水浴する人々。詩的な謎の作品です。印象派の擁護者、ヴィクトール・ショケのアパルトマンのドアの上を飾っていたという作品でここまで長~い作品は他では見ない形です。2012年に国立新美術館で開催されたセザンヌ展で、父親の別荘ジャス・ド・ブッファンの壁画《四季ー春夏秋冬》などを再現された空間で見ることができました。《小舟と水浴する人々》が飾られたドア周りがどんなだったかもとても気になります。他にも何か飾られていたのでしょうか。

印象派の名品を沢山よく集めたなと感心しきりでした。テーマも難しくなく誰でも楽しく見られる展覧会だと思います。

東京富士美術館に行く前に7月にリニューアルオープンした村内美術館にも行ってきました。

村内美術館 八王子

さようなら 村内美術館

家具と絵画のコラボレーションという美術館に生まれ変わりました。入館料は一般600円から300円に変更。

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※美術館の許可を得て撮影、掲載しています。

最初の部屋から椅子、椅子、椅子。座れそうですけど触ってはいけません。座ってはいけません。リートフェルトのレッドアンドブルーチェアやマッキントッシュなど椅子の名品がいっぱい!

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お次の部屋も椅子が沢山。座ってはいけません。柵がないので無意識のうちに座ってしまう人がいそうな感じ(笑)

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以前、ミレー、コロー、クールベが並んでいた部屋です。こちらでは日本の箪笥など職人の技が光る家具が登場。

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バ、バルビゾン。気になっていた作品は!!!以前はウィリアム・アドルフ・ブグローやジャン=ジャック・エンネルなどアカデミーを中心に並んでいた部屋です。

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中央はコロー《刈り入れ時》

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テオドール・ルソー、コンスタン・トロワイヨン、シャルル=フランソワ・ドービニー、ジュール・デュプレ、ジャン=ジャック・エンネル、アンリ・ジョセフ・アルピニー、ウジェーヌ・カリエールなど18点が並んでいました。中央の大きな作品はトロワイヨンの作品。バルビゾンの作品は以前展示されていなかった物が多数含まれていました。ミレー、クールベはありませんでした。コロー《ヴィルダヴレーのカバスュ邸》は残っているという噂を聞いていたのですが、所蔵していないとのことです。コロー《刈り入れ時》を残すのみ。残念。

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ルノワール《ジャン・ルノワールと一緒のガブリエルと少女》が飾られていた所にジュール・パスキンが。エコール・ド・パリの作品は他にモイズ・キスリング、マリー・ローランサン、それとモーリス・ド・ヴラマンク2点を残すのみでした。

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以前、所蔵していたクールベ《フラジェの樫の木》がフランス文化省に買い上げられクールベ美術館に収蔵、記念切手が発行され第一号が村内館長に贈られたとのことです。

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左:智内 兄助《暁斎交感 百鬼 姑獲鳥 孕女》 1989年 和紙・アクリル

画集も展示されていてそこに掲載されていました。彼の代表作だそうです。初めて知る作家でしたが、独特な画面にこの路線で集めたら美術館も新たな顔を持つのではと思いました。

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最後の部屋は以前と同じ、カシニョール、ブラジリエ、ビュッフェなど現代フランス絵画そして日本の画家たちの作品が並んでいました。

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ミュージアムショップは以前のような館蔵品によるグッズは一切無くなっており、一般に市販されているものを集めた品揃えになってます。寂しい。

ここまで有名な椅子は売り場にはありませんが、インテリア絵画と家具が並ぶ下階の売り場やギャラリーの延長のようでショックでした。リニューアルの名の通り全く別の美術館に生まれ変わっていました。

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