美術展命の男のブログ

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2014年 新収蔵 ハーモ美術館/メナード美術館/諸橋近代美術館...

前回の国立美術館の新収蔵作品に続きまして、今回は私立美術館に新収蔵された西洋美術作品について書きます。日本全国の美術館で新収蔵作品があったと思いますが、気になった美術館や作品たちを紹介します。

harmo Banlieue
新収蔵
アンリ・ルソー 《郊外》 1896年頃 油彩・カンヴァス 49.1 x 65 cm ハーモ美術館蔵

クリスティーズオークション、ニューヨーク 2013年11月3日
予想落札価格 $700,000 - 1,000,000 ($1=98円 6860万~9800万円)
落札価格 $1,085,000 (1億633万円) 

こちらは2013年の11月のオークションで入手した物です。木の葉が全てないので冬の景色でしょうか。枝の描写が何だかおどろおどろしい感じですが、釣りをしたり散歩する小さな人物たちの描写が可愛らしい作品です。

harmo BORDS DE LA MARNE (LAUTOMNE, VUE DE DAMERY-BOURSAULT)
アンリ・ルソー 《マルヌ河畔(秋、ダムリー・ブールソールの眺め)》 1906年
油彩・カンヴァス 40.0 × 52.1 cm ハーモ美術館蔵

こちらの作品は、2011年にコレクションに加わりました。この作品の新収蔵を知った時、とても美しいルソーだと興奮しました。大きな空と風景に極端に小さな人物を配した作品はどこか憂愁が漂っていることが多々あるのですが、この作品は空がぐっと上に追いやられ秋の色鮮やかな木々が、画面の中心を支配していてとても明るく穏やかな作品で小さな人物たちも寂しい感じがしません。左から船、右から汽車が来る動きのある構図も面白く、汽車の煙が一続きなのがかわいくて面白いです。

harmo landscape with a fisherman
アンリ・ルソー 《釣り人のいる風景》 1886年頃 油彩・カンヴァス 23.5 × 37.0 cm
ハーモ美術館蔵

以前、青山ユニマット美術館に収蔵されていた《釣り人のいる風景》は、2010年にハーモ美術館に収蔵され2011年に初披露されました。この時、同じく新収蔵のグランマ・モーゼス3点、アンドレ・ ボーシャン1点、アンリ・オトラン6点も一緒に公開されました。

ハーモ美術館は1990年の開館以来長いこと4点のアンリ・ルソーを所蔵していましたが、ここ数年一気に収集が進み現在7点のルソーを所蔵しています。以下4点は、諏訪湖畔の美術館に20数年住み続けている作品たちです。

harmo Bouquet de Fleurs 1910
アンリ・ルソー 《花》 1910年 油彩・カンヴァス 46.0 x 35.0 cm ハーモ美術館蔵

このような花瓶に入った花を描いた作品は24点確認されているようで、日本では唯一の所蔵です。日本にあるのが奇跡といえるルソーだと思います。

harmo Le Verger 1886
アンリ・ルソー 《果樹園》 1886年 油彩・カンヴァス 38.0 x 56.0 cm ハーモ美術館蔵

画家の生前、ルソーの理解者は少数でした。その中の1人であるピカソは彼を賞賛しています。この作品にはピカソの裏書があるとのことです。

harmo La Carmagnole 1893
アンリ・ルソー 《ラ・カルマニョール》 1893年 油彩・カンヴァス 20.5 × 75.0 cm
ハーモ美術館蔵

1893年に行われたバニョレ市役所の装飾壁画コンクールに応募するために描かれた作品です。作品の性質上からか国内では他に見ないタイプの珍しい作品です。落選しましたが、ルソーの色彩感覚や画面の構成力の素晴らしさが分かります。

henri rousseau View Of Parc De Montsouris
左:アンリ・ルソー 《モン・スーリ公園の眺め》のための下絵 1910年 油彩・厚紙
21.5 × 16.0 cm ハーモ美術館蔵

右:参考画像 アンリ・ルソー 《モン・スーリ公園の眺め》 個人蔵

ルソー以外の素朴派の画家たちのコレクションも凄いんです。カミーユ・ボンボワ油彩20点、アンドレ・ボーシャン油彩20点、ルイ・ヴィヴァン油彩5点、グランマ・モーゼス油彩6点、刺繍1点、リトグラフ1点と驚異的な数です。日本一の素朴派コレクションはハーモ美術館で間違いないでしょう。

ちなみに日本最大のアンリ・ルソーコレクションを持つのは以下8点を所蔵するポーラ美術館です。

pola rousseau1
左:《ムーラン・ダルフォール》 1895年頃 油彩・カンヴァス 37.8 x 45.5 cm
右:《エッフェル塔とトロカデロ宮殿の眺望》 1896-1898年 油彩・カンヴァス 49.7 x 65.5 cm

pola rousseau2
左:《ライオンのいるジャングル》 1904年 油彩・カンヴァス 37.7 x 45.9 cm
右:《エデンの園のエヴァ》 1906-1910年頃 油彩・カンヴァス 46.5 x 61.4 cm

pola rousseau3
左:《シャラントン=ル=ポン》 1905-1910年頃 油彩・カンヴァス 32.5 x 40.8 cm
右:《廃墟のある風景》 1906年頃 油彩・カンヴァス 33.4 x 41.2 cm

pola rousseau4
左:《モンスーリ公園》のための習作(あずまや) 1908-1910年 油彩・紙 19.2 x 25.7 cm
右:《飛行船「レピュブリック号」とライト飛行機のある風景》 1909年 油彩・カンヴァス 59.8 x 73.1 cm

どちらのコレクションも甲乙つけがたい素晴らしいコレクションです。いつか両館のコレクションを同時に展示するコラボを見て見たいです。

続いてメナード美術館。2012年12月に書いた メナード美術館 ゴッホ《石膏トルソ(女)》 を新収蔵! この記事以降も素晴らしいコレクションが加わり、今年の各展覧会でお披露目されました。

menard renoirb
新収蔵
ピエール=オーギュスト・ルノワール 《読書する女》 1895年 油彩・カンヴァス
55.0 × 45.8cm メナード美術館蔵

2014年の第一弾の展覧会 「所蔵企画展 春に恋して」1月2日~2月23日で初公開されました。印象派の筆触分割やアングル風の表現を超え、最晩年の赤やオレンジの鮮やかなルノワールになる前の柔らかな色彩が美しい円熟期の作品です。

アレクサンダー・カルダー 《青と赤の上に黒い円盤と黄と渦巻き》 も初公開されました。

menard degas Danseuses
新収蔵
エドガー・ドガ 《二人の踊り子》 1893-98年頃 パステル・紙 65.4 × 54.0 cm
メナード美術館蔵

こちらのドガは、「身近な小宇宙(コスモス)-室内を描く」3月8日~5月11日で初公開されました。ドガの作品が国内の美術館のコレクションに加わるのは非常に珍しいのでとても嬉しいことです。こちらの作品は2012年にオークションに登場しています。

クリスティーズオークション、ニューヨーク 2012年5月1日
予想落札価格 $1,500,000 - 2,500,000 ($1=79円 1億1850万~1億9750万円)
落札価格 $2,546,500 (2億117万円) 

degas Danseuses pola chicago
左:エドガー・ドガ 《二人の踊り子》 1900年頃 パステル・紙(厚紙に貼付) 70.3 x 55.5 cm ポーラ美術館蔵
右:エドガー・ドガ 《二人の踊り子》 1883-1898年 パステル・紙 70 x 53 cm シカゴ美術館蔵

同構図の作品が何点かあり、そのうちの1点が日本ではポーラ美術館に所蔵されています。

「所蔵企画 シャガール版画展」5月17日~7月13日では、102.5×66.4cmと大きなサイズのリトグラフ《カルメン》が初公開されました。

menard miro Le chat et la ficelle
新収蔵
ジョアン・ミロ 《猫と紐》 1925年 油彩・カンヴァス 65.0 × 50.0 ㎝ メナード美術館蔵

サザビーズオークション、ロンドン 2012年6月20日
予想落札価格 £800,000 — 1,200,000 (£1=125円 1億~1億5000万円)
落札価格 £1,600,000 (2億円) 

こちらのミロは、「なつやすみ所蔵企画展 きて・みて・はっけん-絵画の楽しみ 素材と技法-」7月19~9月23日で初公開されました。

国内では晩年のミロの方が一般的かと思います。1924年にシュルレアリスム宣言がされているのでまさにその時期の大変貴重なシュルレアリスムのミロです。どれが猫なんですかね(笑)。

menard miro
左:ジョアン・ミロ 《女、星》 1942年 グワッシュ、コンテ、パステル・紙 メナード美術館蔵
右:ジョアン・ミロ 《女と鳥》 1972年 油彩・カンヴァス 72.3 × 42.2 cm メナード美術館蔵

既に収蔵している2作品と合わせてミロの画業の変遷を辿ることができます。幅広い年代の絵画をカバーしているコレクションは国内では他に富山県立近代美術館くらいです。

そしてメナード美術館の今年最後の展覧会「メナード美術館コレクション名作展2014 語り継ぐ美」10月4日~12月23日では、ルネ・マグリットとキース・ヴァン・ドンゲンの作品が初公開されました。

menard Magritte LHorizon
新収蔵
ルネ・マグリット 《地平線》 1938年 グワッシュ・紙 48.9 × 36.7 ㎝ メナード美術館蔵

サザビーズオークション、ロンドン 2014年2月5日
予想落札価格 £350,000 — 450,000 (£1=165円 5775万~7425万円)
落札価格 £986,500 (1億6277万円)

2010年に初公開された油彩の《星座》以来、2点目のマグリットの収蔵です。 フロックコートと山高帽の2人の男が板の前?中?にいます。木目がブラックホールが渦を巻いているようでもあり、彼らに向って電磁波を発しているようでもあり謎謎謎です。

menard VAN DONGEN Kees DEUX NUS AUX BALLONS
新収蔵
キース・ヴァン・ドンゲン 《二人の裸婦と風船》 1905年頃 油彩・カンヴァス
212.6 × 100.8 ㎝ メナード美術館蔵

サザビーズオークション、ロンドン 2012年2月8日
予想落札価格 £2,500,000 — 3,500,000 (£1=122円 3億500万~4億2700万円)
不落札

sothebys 20120208
オークション下見会映像より

この作品は2012年のサザビーズオークションに登場しましたが、不落札になったようです。不落札の作品を売買交渉するアフターセールや非公開で個別に取引するプライベートセールで入手したのかもしれません。サイズと予想落札価格の高さに驚かされます。この作品は下見会場で壁面のオークションタイトルの文字の下に華々しく飾られた名品です。このオークションに目玉作品はいくつもありましたが、装飾的で美しい作品だからこそ象徴的に飾られたのでしょう。

2012年に開催された「なつやすみ所蔵企画展 サーカス・サーカス-ようこそ!夢物語の世界へ-」で初公開された《道化師》以来、2点目のキース・ヴァン・ドンゲンの収蔵です。

menard VAN DONGEN Kees The Clown
キース・ヴァン・ドンゲン 《道化師》 1905-06年頃 油彩・厚紙 72.5 × 60.0 cm メナード美術館蔵

《道化師》は、フォーヴィスムの説明に使われる’’原色を多用した強烈な色彩と激しいタッチ’’そのものの作品です。《二人の裸婦と風船》は色彩こそ穏やかなもののドンゲンのフォーヴ期の筆致の特徴をもつ名品です。

日本の美術館には様々なドンゲンの作品が収蔵されていますが、多くがフォーヴ期を超えたあとの作例なのでとても貴重な収蔵です。

《二人の裸婦と風船》の画像を初めて見た時、ルノワールのカリアティードを思い出しました。裸婦が頭上に腕を伸ばし物を掲げるポーズがそっくりです。ポーラ美術館で開催された「ルノワール礼讃」展でエコール・ド・パリの画家と共にヴァン・ドンゲンも展示されていました。ルノワールを直接訪ねたことはなかったもののサロン・ドートンヌでの展示やパリの画廊で開かれる個展などで、ルノワールの作品を目にしていたはずと紹介されていたので何か影響を受けているのでしょうか。

barnes renoir Caryatids
左:ルノワール 《カリアティード》 1910年頃 油彩・カンヴァス 130.5 × 45.4 cm
バーンズ財団美術館蔵

右:ルノワール 《カリアティード》 1910年頃 油彩・カンヴァス 130.5 × 45.1 cm
バーンズ財団美術館蔵

1994年に国立西洋美術館で開催された「バーンズ・コレクション展」で来日した作品です。カリアティードとは古代ギリシャの神殿建築で、円柱部分を女性立像にしたものです。ルノワールはこれを生身の裸婦で表現しています。壁龕の中にドンゲンの作品と似たようなポーズの裸婦が描かれています。

Caryatids Musée Renoir Asahi Breweries2
左:ルノワール 《カリアティード》 1909年頃 油彩・カンヴァス
130 × 41 cm ルノワール美術館蔵、 カーニュ=シュル=メール

右:ルノワール 《葉と果実の飾りのある若い裸婦》 1905年頃 油彩・カンヴァス
131 × 41.3 cm アサヒビール大山崎山荘美術館蔵

2010年、国立新美術館で開催された「ルノワール展」にアサヒビール大山崎山荘美術館蔵の作品が出品されました。カタログではこの2点は対作品と考えられていると紹介されていましたが、構図から見て疑いようがないのですが、他にも作品が存在するのでしょうか??制作年の表記も所蔵館によって違います。制作年についてはベルト・モリゾの娘、ジュリー・マネの1897年の日記に「ルノワールが果物の飾りを支える裸婦の装飾パネルを完成させた」との記述があり、1897年頃とする説やバーンズ財団の1910年頃とする説もあるとのこと。制作時期によってはドンゲンが先に描いたことになります。ルノワールが真似したのでしょうか?それはなさそう?ジュリー・マネの日記に書かれた作品がこの作品と断定できればいいのですが。ドンゲンがルノワールの作品を見てなんらかのインスピレーションを受けていたとしたら面白い話です。

2015年のメナード美術館はエミール・ノルデ 《森の小道》や3点目の収蔵になるルネ・マグリットのグアッシュ作品 《宴》、藤田嗣治などの作品の初公開が控えています。

続きまして福島県にあるダリの美術館として有名な諸橋近代美術館です。

morohashi Portrait de Gala au Homerd
新収蔵
サルバドール・ダリ 《ガラとロブスターの肖像》 1934年頃 油彩・板 20.0 × 22.4 cm
諸橋近代美術館蔵

諸橋近代美術館は《ガラとロブスターの肖像》を新収蔵しました。例に漏れず奇抜な作品です(笑)。ダリの妻、ガラの鼻先に飛行機、頭にロブスターが乗っています。この作品を贈られたのは、ガラとその前夫、詩人ポール・エリュアールとの娘セシルでした。

ガラの顔だと分かる人物が描かれている作品が既にいくつか収蔵されていますが、ガラの肖像と付く作品の収蔵は初なので大変意義のある作品です。毎年のようにコレクションが増え、2010年には16歳の時に描いた《画家の母の肖像》 1920年 を収蔵したりと1999年の開館以来、ダリの美術館として相応しい成長を続けています。ゴッホやシスレー、ピサロ、シャガールなども近年購入し、開館時からあるセザンヌやルノワール、マティス、ピカソなどの近代西洋美術コレクションの幅も広がっています。

《ガラとロブスターの肖像》は、「アメリカが愛したダリ」 2015年4月20日(月)~6月28日(日) で初公開されます。またサルバドール・ダリ、ヴァレンティーヌ・ユゴー、ガラ・エリュアール、アンドレ・ブルトンの4人による共同作品 《甘美な死骸》 1934年 鉛筆、ペン、インク・紙  26.7 × 19.5 ㎝ も本年、収蔵されました。こちらは「ダリの遊び~新収蔵作品《甘美な死骸》初公開~」 2015年7月5日(日)~11月30日(月)にて公開されます。

tokyo fuji art museum gauguin Willow by the Aven
新収蔵
ポール・ゴーギャン 《水辺の柳、ポン=タヴェン》 1888年 油彩・カンヴァス 76.2 × 62.5 cm 東京富士美術館蔵

東京富士美術館はゴーギャンの油彩を新収蔵しました。タヒチの作品ではなく印象派の技法の作品になります。でもゴーギャンの毛並になっています。ゴーギャンの印象派技法の作品も好きなので嬉しい収蔵でした。タヒチの作品はあまり市場に出てきませんし、評価額も半端なく高額なのでなかなか日本の美術館に納入されるのは難しいですね。タヒチの作品を購入なんてニュースをいつか聞ける日は来るのでしょうか。画面右側のまっすぐな木はジャポニスムの影響があるのでしょうか。美術館のホームページの解説によると1938年以降の所有者によって塗りつぶされていたものが修復で戻され、本来の姿で展示されたのは1934年以来、約80年ぶりとのことでした。展示室ではとくにパネルはなくあっさり展示されていました。

最後に新収蔵作品ではないのですが...。東京富士美術館へ出掛けた帰りに久々に村内家具に寄りました。村内美術館はもう閉館している時間で家具を見つつ店内を歩いていると村内美術館の宣伝ポップが天井から下がっているのが目に入りました。ポップには、コローの《ヴィル・ダヴレーのカバスュ邸》の絵が使われていました。この絵はもう村内美術館にないのでは?と思いつつ問い合わせてみると何と美術館で展示されているとのこと!まだ村内美術館所蔵だったのですね。

murauchi corot
カミーユ・コロー 《ヴィル・ダヴレーのカバスュ邸》 1835-1840年 油彩・カンヴァス
35 × 26.5 cm 村内美術館蔵

corot Harvester with Sickle 1850-55
カミーユ・コロー 《刈り入れ時》 1850-1855年 油彩・カンヴァス 村内美術館蔵

2013年7月にリニューアル、少ししてから訪ねた時は、コローはこの《刈り入れ時》の1点しか展示されていませんでした。美術館のホームページのニュースを見ると今年の9月26日に《ヴィル・ダヴレーのカバスュ邸》の展示を始めたと書かれていました。

この作品を見るとボストン美術館蔵のコローの《草刈り》を思い出します。共通点は鎌を持っているだけなのですが。《草刈り》は1838年と早い時期の作品でまだ銀灰色の霞むコローではなく乾いた色が特徴の頃の作品です。《刈り入れ時》は、画風がガラッと変わり、背景にコローっぽさが垣間見られる人物画です。この作品も素晴らしい。《草刈り》は、三菱一号館美術館で開催中の「ボストン美術館 ミレー展」に出品されています。並べて見てみたいです。

murauchi The Eldest Daughter of M. Edouard Delalain 1845-1850
カミーユ・コロー 《ドゥララン嬢》 1845-1850年 油彩・カンヴァス 29.5 × 25.4 cm
村内美術館蔵

こちらの作品も展示中とのこと。この作品もどうして日本にあるのかなと不思議に思える作品です。上記の作品たちも素晴らしいのですが、この子どもの肖像画はルーヴル美術館に展示してあってもおかしくない名品であると思います。1996年頃に展示に加わったのを覚えています。村内美術館はミレー 《鏡の前のアントワネット・エベール》を所蔵していましたが、ミレーが描く子どもの肖像の傑作だけでなく、コローが描く子どもの肖像も集めていたことに改めて凄いコレクションだったのだなと思わされました。

早くこの作品たちに再開したい!

2015年はどんな作品たちが日本の美術館のコレクションに加わるのでしょうか。楽しみです。
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